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スタッフのつぶやき(8)~子どもへのごほうび~

【2019年04月23日|長崎県】

三児の父です。

みなさんは子どもへのごほうびをどうしてますか?
どんなときにごほうびを与えてますか?

うちの子は4月に末っ子が小3、その上の子が小6になりました。
何かと、「○○したら、おこずかいちょうだい」というようになりまして、親としてはちょっと困っています。

アメリカの心理学者の実験で、ごほうびの与え方に参考になるものがありますので紹介します。

大学生を数人ずつの2つのグループに分け、3日間グループメンバーは変えずに、それぞれにキューブ型のパズルを完成させるように頼みました。一日目は、どちらのグループにも報酬(ごほうび)を与えませんでしたが、二日目には片方のグループにだけ完成させたら報酬を与えることにしたら、そのグループは、報酬をもらわないグループよりも早くパズルを完成させることができました。

ここまでの実験結果であれば、ごほうびの効果が「いい効果」だけなのでずが、三日目の実験がおもしろいです。

三日目も同じようにそれぞれのグループがパズルを完成させるのでずが、二日目に報酬をもらわなかったグループは、パズルを完成させることそのものに関心が高まり、楽しみながら、休憩時間も熱心にパズルに取り組み、完成させるスピードもさらに速くなりました。

二日目に報酬を与えられたグループには、「今日は、お金がないので報酬なし」でパズルを完成させるように頼んだところ、報酬をもらわなかった一日目よりも明らかに意欲が低下し、完成させるスピードも報酬をもらわなかったグループよりも遅くなりました。という実験です。この発見はもっと年齢が低い幼稚園児を対象にした調査でも確認されました。

ごほうびを物やお金とすることは、一時的にはやる気を起こさせますが、長い目でみると、子どもが関心を寄せていることに、親も関心を寄せて一緒に遊んだりすることが、ごほうびになるのかもしれませんね。

私自身、これまでを省みてごほうびの与え方を考えているところです。

【参考文献】「私たちは子どもに何ができるのか」 ポール・タフ著(英治出版)

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